HBO緊急放送 Q into the storm 嵐の中へ 日本語完全翻訳版その2

4 years ago
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HBO Into the storm part 1.2 2つの7分動画を翻訳しました。前回は高評価、コメントいただきありがとうございます。引き続きどうぞよろしくお願いします。
前回はザ・プランについてのところで終わりました。
今回はディレクターのナレーションからスタートします。

ザ・プランの真相とは何でしょうか?通常の生活においてプランと言われても特に深い意味は感じません、しかしQの世界となると、この言葉を聞くとこれが全く違う感覚に襲われます。頭の中で繰り返し「プランを信じろ」と聞こえてくるのです。また何気ない日常の中で17という数字を見るたびに、Qを連想するようになってしまいました。(Qはアルファベットの順番の17番目なのです)、

町でフクロウの絵を見るたびに牛の頭部を持ち、子供を生贄にする悪魔であるモロクの姿を意識するようになってしまいました。ナイキの有名スローガンである、Just Do Itつまり、あれこれ考えず、とにかくやれ!という言葉を見るたびに、これはQの激励メッセージだと考えるようになりました。ヒラリークリントンを見るたびにこいつは一体の何人の子供を殺したのだ!と憎んでしまうようになりました

 そうなると、もはやQの目的である「プランを信じろ」と言葉以上に、Q アノンという存在により、わたしの思考そのものが再構築されてしまい、そしてわたしの中にある世界観そのものが変化していくことに気付いてしまいました。この内から出てくる変化そのものが、実は本当のQの狙いなのかもしれません。自らが物事に対して疑問を持ち、なぜそうなるのかという質問をすることで我々の好奇心を誘いこんでくるのかもしれません。そうして、少しずつ人の思考そのものを変えていく戦略なのかもしれません。

Qってなんなのでしょうか?
Qは大衆の心をつかむ手法を頻繁に使っています。例えばQの雰囲気そのものが、いわゆるサイエンス小説に出てくるちょっとわくわくする表紙のようなミステリー感覚のイメージを持たせています。登場人物たちはシンボルのシャツや、独自のデザインの看板を持ち、燃えるような気持ちで一体感を作るのです、正体は決して明かさず、すべてのメッセージは暗号化されオンラインのサイトに掲載されます。

そしてこの小説の結末は世界にはびこる悪魔組織であるカバールというボスキャラを倒すために向かっていくのです。悪玉を倒す攻略法は秘密のプランとしてサイトに書かれた暗号メッセージと実際におきている事件とを読みときながら確認をしていくという楽しみ方なのです。

動画では続いて男性と女性の4名がインタビューに答える姿が映し出されます。
インタビューワーはこう聞きます。
「あなたたちはヒラリークリントンが本当に小児性愛者だと思いますか?」
「いいえ、それ以上にひどいです。人の命を犠牲にしているのです。一番ひどいのは子供たちを儀式のツールとしてまた健康のための商品として生贄にしているのです。さらにひどいのは、生まれたての赤ちゃんも使っていることです。」

Qアノンはフォロワーに対して、とにかくすべてにおいて疑問を持つようにと伝えてきます。対戦相手がいるオンラインゲームでも、よくある伝説の童話でも、政治的なムーブメントでも、ただ参加をしたり、見るだけでなくひとつひとつの存在の意味を考えろと教えてくるのです。Qをとりまく環境では不思議なことが次々と起きています。著名人をも巻き込むのです。ローザンヌバーさんがあるときQにチャレンジをしてツイッターをしました。

そもそもQって何者だ?本当にいるのだったら今から24時間以内にわたしにDMしろ!とあおったのです。すると、このツイートの直後、バーさんのツイッターアカウントが強制切断されてしまったのです。そしてアカウントが復帰をしたらなんとその間に20万人のフォロワーが理由もわからず削除されていたのです。この事件についての真相をバーさんはその後、語ろうとしません。

また元メジャーリーガのカートシリングさんは次のようなツイートを残しています。もし仮にQがただの偶像で、この世には存在していないと大手メディアの主張を信じるとするなら、なんで大手メディアは、ここまでQを敵視するのでしょうか?そもそも存在していないなら彼らを制限して封じ込めようとする意味はないのではないでしょうか?

Qのフォロワーが望むのは現代システムからの脱却と未来への革新そのものです。これはQの周辺の誰もが目指す目標だと思います。我々は今、世界を救うのか、それともこのまま破滅していくのかの瀬戸際に立っているのだと誰もが実感しているのかもしれません。このQが用意したザ・プランという企画はいつでも誰でも参加することができるのです。そして自らがゲームに入り支援することも可能なのです。 

ここで再びQ支援者のインタビュー動画が流れてきます。
 私たちは過去の2回ともオバマ大統領に票を入れました。最初は黒人初の大統領ということで非常に期待をしていました。よし応援しよう!と。わたしたち、当時は民主党の支援者でしたし、もともと民主党派の州にいましたので自然な成り行きでした。もともと普段の生活そのものが忙しかったので、大統領候補についてなんてあまり深く考えずに投票をしていました。それがQアノンのことを知ってから、本当に目が覚める思いをしたのです。

だからこのQのムーブメントはまさに「グレートアウエイクニング」つまり、素晴らしい目覚め!という内容のスローガンなのだと思います。実際に情報の蓋をあけてみたら、なんなのだ!というぐらいとんでもないひどい状況だということを知ったのです。しかしここまで放置していたのはそもそも私たちの責任だとも思っています。

ここで再びディレクターのナレーションがはじまります。
ジャミーさんとジェンさんのお二人は2018年にレッドピルを飲みました。このレッドピルというコンセプトは実際の薬ではなく、映画マトリックスの中でまだ目覚めていない主人公のネオが、師匠となるモーフィアスから目覚めたいかどうか問われたときに、目覚めたい場合はレッドピル(赤い方の薬)、そのまま夢をみたい時はブルーピルを飲めと言われたシーンから採用されています

だからQのフォロワーたちは、このQの世界に入ることを、レッドピルを飲むことだと考えているのです。
ここで再びQ支援者のお話がでてきます。
Qについて少しお話ししますと、まずQはとても前向きだということです。
そして熱烈な愛国者です。Qはいつもみんなで一緒にやろうという意識を持っています。しかしこれはただ一緒についていくのではなく自分でしっかりと考えて勉強をしてから一緒に行動をするという意味なのです。

大手メディアたちはとにかくひどい嘘をつきます。彼らの目指すような腐敗した世の中にしたいなんて誰も思いませんよ。Qに言われるまで正直こんなに彼らがひどい悪さをしているなんて考えてもみませんでした。

ナレーション動画に戻ります。
100万人以上の人たちはQの正体はアメリカ政府の内部告発者であると信じていてフォローをしています。このqが送るメッセージをQドロップと言います。つまりQの掲示板ということです。
2017年の10月から、2020年の大統領選挙までの間に、Qは5000のメッセージを残しました。
多い日には1日に10個のメッセージを書くときもありましたし、10日間ぐらいなにもメッセージがないときもありました。

Q メッセージにはすべて番号がふってあり、意味は暗号に隠されています。フォロワーが暗号をそれぞれに分析して、その結果を情報としてさらにSNSなどで拡散していきます。そしてその分析結果はまたたくまに弾丸のようにインターネットという情報戦場の中をかけめぐるのです。そして最終的には、それらの情報は身近なおばあちゃんのフェイスブックにいいね!されて、人々の目にふれてまた思考の中に浸透していくのです。ユーザが気になってそれを検索していくと、今度はトランプ大統領のツイートに最終的にはつながり、そこでインターネット上に確固たるネットワークとしてそびえ立つのです。

再びQ支援者の動画です。
私たちはQが一人の人間ではないと考えています。これは複数の人で構成されているチームだと思っています。ある人は、Qは軍隊の人で構成されているのではないかと推測している人もいます。

ここでディレクターのナレーションに戻ります。
2017年の10月の初旬の頃、まだQが投稿を開始する1ヶ月前の話です。その日は外国の要人たちや軍の会議などが日常通り行われていました。しかし会議の後でいつも違う集合写真を撮ったのです。真ん中にはトランプ大統領が立っていて、次のようにカメラマンに言いました。

「この人たちの集まりが、何を意味するかわかりますか?それはまだ言えないですね、言えるのは嵐の前の静けさとだけ言いましょうか」
「なんの嵐でしょうか」カメラマンが聞きます。
「さあね」トランプ大統領ははぐらかします。
「どういう意味ですか?」さらにカメラマンは突っ込みます。
「嵐の前の静けさとしか言えないです」とても意味深な顔つきでトランプさんは誇らしげにコメントします。

確かに普段からトランプさんはメディアを荒らすのが好きです。
にしても、ちょっとこれは不思議なコメントだと思いませんか?
その集合写真からしばらくして10月末にまるとQが登場して投稿がスタートします。インターネットから嵐が開始されたのです。やがてフォロワーの願いはいつか戒厳令が出されて、悪の世界的であるカバールたちが一網打尽で逮捕されて、軍事法廷にかけられる瞬間を待つようになりました。

ここで再び、Q支援者がでてきます。
確か逮捕される予定は55000人ぐらいだとか聞いています。起訴状はすでに準備されて待機中みたいですよ。逮捕されるのは人身売買をしていた連中とか、薬物取引をしている連中だとか、そういうグループの悪人たちの大量逮捕と考えています。

続いて別の支援者の動画が写しだされています。
トランプさんの言っていた「嵐」というのは、つまりトランプ派の精鋭部隊がいて、彼らが悪人たちを逮捕していくことだと思います。そして彼らによる一時的な軍の復旧のための管理下の状態にいずれなるでしょうね。

動画は再び10月のトランプさんの集合写真のときに戻ります。
カメラマンが改めて
「なんの嵐でしょうか?」と繰り返しききます
すると、トランプさんは
「我々には世界に誇れる素晴らしい軍隊がいます。この部屋の集まりはまさにそれです。それだけは言えます」

動画はナレーションに戻ります。
大手メディアがQアノンを批判して攻撃しようとしますが、Qは彼ら以上に戦略家で弾丸攻撃の手法を熟知しています。そして予想以上のスピードでQを信じる人は増えていくのです。大手メディアが陰謀論として彼らを叩けば叩くほどに、逆にQへの関心とQへの信奉者は増える一方です。
2020年に向けて大統領選挙キャンペーンがスタートしたときディープステートは本格的に攻撃の手を強めました。

2018年に有名投稿サイトレディットがQをアカウントから追い出したのです。そのときからディレクターであるわたしはこの番組の撮影をスタートすることにしました。
わたしは過去10年の間、デジタルプライバシーの重要性についての研究をしてきています。それについて公共の場でスピーチをしてきました。そして今、そのわたしの前にQ anonという新しい議題が現れたのです。
つまりそれはオンラインでの言論の自由というものがどのようにしてこの世の中で実現をするのかというテーマに深く関わる内容だからです。
わたし自身の個人的な意見としてはヒラリークリントンが本当に子供を食べているとは心から信じているわけではありませんが、大手企業のようにQやフォロワーたちを一方的にアカバンをすることで、彼らの言論の自由を封印しようとする行為そのものには賛同はできません。

Qという存在については、その匿名性こそが、力を発揮している要因のように見えました。謎めいた存在だからこそフォロワーの心が揺さぶられるのだと思います。この一見、どこのスキも、欠点もない愛国者は、権力者からの攻撃を恐れずに、秘密裏にアメリカ軍をも動かしているものすごい強さを持った存在なのです。

そこで、わたしは改めてこのQの本当の隠れた動機を探すために、その存在を見つめ直したいと思うようになりました。そこでQに関わる周辺の人たちと直接お会いしてお話しをすることで、改めて誰がQを動かしているのか?その存在をあぶり出すことにしたのです。Qの正体を暴くという行動をしはじめた2018年は、わたしにとってほとんどゲームをしているような感覚でした。

ここから動画はディレクターのサポートをするQに詳しい分析する人がでてきます。
今のところわかっているのは、Qが誰かを特定するだけのリスト情報はありません。わたしがわかるのは軍の関係者だということ、そしてIQがとても高く、サイコパスの傾向が強く、単独でこれを行っている可能性もあり、またあと間違いなく引きこもりのタイプの性格だと思います。掲示板を見るかぎり、メッセージの内容はほとんど秘密のメモみたいな感じなので、Qはこれまで長い間ずっと暗闇にいて、今こそ世間の注目を浴びたいのだと思います。彼にとってはまさに今のこの状態は人生で待ちにまった瞬間なのだと思います。

以上が2回目の7分の動画の内容でした。
引き続き高評価をいただけましたら続きを配信検討しますので
よろしくお願いします。
ありがとうございました。

バーさんのフォローワ削除事件
https://www.dailymail.co.uk/news/article-5564201/Trump-freed-children-held-bondage-pimps-Roseanne-posts-bizarre-message.html

カートシリングさんのツイート
https://twitter.com/gehrig38/status/1012377388829827072?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1012377388829827072%7Ctwgr%5E%7Ctwcon%5Es1_&ref_url=https%3A%2F%2Fwww.npr.org%2F2018%2F08%2F02%2F634749387%2Fwhat-is-qanon-the-conspiracy-theory-tiptoeing-into-trump-world

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