アマツヤはエドム人の偶像を崇拝し香を焚いた

8 months ago
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≈紀元前800年
アマツヤ率いるユダ王国軍が、エドム人の領地に攻め入り、塩の谷(現在のイスラエル南部地区ベエルシェバ付近)で10,000名のエドム人を殺害する。さらにユダ王国軍は、10,000名を捕縛して崖から突き落とし、落下したエドム人達は谷底の岩に激突し死亡した。その後、ユダ王国軍はセラ(現在のヨルダンのタフィラ県)を征圧し、地名を「ヨクテエル」と改名した。その頃、アマツヤにエフライム族の領地へ強制送還されたイスラエル王国兵は、上ベト・ホロン(現在のパレスチナ国ヨルダン川西岸地区ラマッラー・アル・ビーレ県)・下ベト・ホロンからサマリヤ(現在のイスラエル中央地区・テルアビブ地区、現在のパレスチナ国ヨルダン川西岸地区トゥールカリム県・カルキーリーヤ県・サルフィート県及びラマッラー・アル・ビーレ県)へ侵攻し、3,000名を殺害して多くの戦利品を奪い取った。アマツヤはエドム人の偶像を持参して帰還し、神々として祀り、その前に頭を下げて香を焚いた。これを受けて預言者は、アマツヤに「貴方の手から自分の民を救い出せなかったような神々を何故拝むのか」と問い質した。アマツヤは「いつ私が貴方に助言を求めたか。殺されたくなければ、黙っている事だ」と返した。預言者は「これではっきりしました。ヤハウェは貴方を滅ぼすおつもりです。貴方が偶像を拝み、私の勧めを聞こうとされないからです」と言い残して去った。

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