■イスラム社会の因習・名誉の殺人

10 months ago
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This is Natio-Geo documentary in 2007. The madness of lurks in Islamic society "HONOR KILLINGs"

 これは2007年のナショジオのドキュメンタリー。イスラム社会に潜む狂気「名誉の殺人」。伝統的に「女は家畜と同じに(子供を作る道具)売買され、夫の完全な所有物。これに背く女は一族の名誉のために罰を受け、死ななければならないこともある!」という考え、因習についてのレポート。この番組を見れば「どうしてタリバンは女性の教育を認めないのか…」「どうして妻は夫の許可無く外出してはいけないのか…」「どうして女性はヘジャブで全身を隠さねばならないのか…」そういったシャリア法の原点、男女平等・民主主義社会とは決して相容れないイスラム社会の根底、根幹にある概念の違いが解ってくる。

もちろん男尊女卑は欧米でも日本でも長く中世封建社会を支えた中心的な哲学、考え方の一つではあった。しかし西欧は市民革命、そして日本では明治維新や第二次大戦後の社会制度改革においてこのような因習と(完全ではないが…)決別した。他方、中東やアフリカ、中央アジアのイスラム国家・社会ではそのような中世の因習が現在もそもままで、社会にしっかり根付いている地域がある。そうした地域ではそこに住む人々、それ自信が「社会はそのようにあるべき…!」と考えているために(いくら政府が法律で定めも)なかなか改まることはない。反ってそのような西欧・民主主義の基礎的な概念・価値観を否定して「(彼等が正義と信じる)シャリア法による統治を…!」と叫ぶ人達(イランのホメイニ革命)も多い。故にこのような人達を「難民?」として大量に受け入れてしまった欧米の国々では社会が不安定化して治安が悪化、騒乱が絶えなくなってしまっている。
https://youtu.be/DClgy-Vk-l8

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