東京・町田市でバスが住宅に突っ込み乗客ら8人けが(2022年11月19日)

18日夜、東京・町田市でバスが住宅に突っ込み乗客ら8人がけがをしました。運転手は「記憶が飛んだ」などと話しているということです。

　午後8時20分ごろ、町田市能ケ谷で「バスが家に突っ込んだ」と通行人から通報がありました。

　警視庁などによりますと、神奈川中央交通の路線バスが住宅に突っ込みました。

　バスの運転手と乗客の男女合わせて8人がけがをして、このうち50代の女性客1人が顔を強く打つ重傷で病院に運ばれたということです。

　現場は、小田急線鶴川駅から北におよそ1.3キロの住宅街で、バスは住宅の塀や植木にぶつかりながらおよそ100メートル進み、住宅に突っ込んで止まりました。

　合わせて4軒の住宅で塀が崩れたり、植木がなぎ倒されたりする被害があったということです。

　警視庁の調べにバスの運転手の男性は「貧血を起こした感じで記憶がなくなった。突っ込んで目が覚めた」などと説明していて、警視庁が詳しい事故の原因を調べています。