“国際的サプライチェーンの安定”訴える、中国・李克強首相 アメリカをけん制か |TBS NEWS DIG

2 years ago

中国の李克強首相はASEAN=東南アジア諸国連合と日中韓を交えた首脳会議で、国際的なサプライチェーンの安定を守ることなどを訴えました。ハイテク分野で中国企業を排除する動きを続けるアメリカを、けん制する狙いがあるとみられます。

中国国営の中央テレビによりますと、李克強首相は12日、カンボジアで行われたASEAN諸国と日中韓を交えた首脳会議で、「国際的なサプライチェーンの安定と円滑化を守り、地域と世界の平和と繁栄を促進する必要がある」と強調しました。

地域経済の一体化プロセスの維持なども訴えていて、関与を強めるアメリカをけん制する狙いがあるとみられます。

また、李氏は岸田総理との会話の中で、「中国と日本は引っ越しのできない隣人であり、双方が、関係の安定的で健全な発展を推進すべきだ」と話したということです。

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